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ブロードバンド(高速通信)が個々の家庭に

2001年はブロードバンド元年として記念すべき年です。2000年末から本格化した既存の電話回線を利用するADSLは極めて短時間に全国に普及するでしょう。通信速度自体も当初の1・5Mbpsから5〜10Mbpsへと高速化されます。この5Mbpsの速度は、現在のTV画像並みの画面で動画を楽しむために必要な速度なのです(これ以下であれば、10cm四方といった小さな画面でしか動画を見ることができません)。CATVは地域的な制限がありますが、これも通信速度がかつての500Kbpsから5Mbps程度へと高速化されます。無線で送られる情報をベランダに取り付けたアンテナで受けるFWA(FixedWirelessAccess=固定式無線接続)も普及しますから、各家庭の条件によって、どれでも好きなものを選択できるようになります。さらに、ブロードバンドの本命と言える光ファイバーの各家庭への直接引き込みも普及します。この通信網は1Gbps(1、000Mbps)以上という驚異的な能力を持っており、さらに大容量化しています。平均的な家庭では10〜100Mbps程度の常時接続が普通となりますし、この光通信網は、最高速度のもので月額1万円、10Mbpsのものであれば3、000円程度で利用できるようになるでしょう。高齢者など収入の少ない家庭には無料で利用できる、つまり、通信網は、水、電気、ガスと共に最低限の基本インフラとなるのも間近です。

小さなコンピュータで動くということ

小さなコンピュータで動くということは、インターネットにつながりうるコンピュータの数を増やしました。また、プログラミングがやさしいということは、インターネットのプログラマーが増えるということです。それはつまり、インターネットを支えるエンジニアがたくさんいるということなのです。本当に二時間ほど講義すれば、ほとんどコンピュータを知らない人でも、インターネットのプログラムを書くことができるようになります。だから、世界中に分散しているネットワークの集合であるにもかかわらず、インターネットは支えられているのです。世界中でもっとも大きな通信網であるインターネットが、こんなに簡単な仕組みでできているのかということに驚かれると思うのですが、簡単な技術であるということは、規模が非常に大きくなることと、たいへん重要な関わりをもっています。

SBIイー・トレード証券が頭一つ抜き出ている

SBIイー・トレード証券が頭一つ抜き出ているとはいえ、現在でもネット証券の世界では、ニーズに応えてユーザーを囲い込もうとサービス競争に火花を散らしている。例えば、FXを始め、米国株・中国株・外国債券・外国投資信託といった海外商品のラインアップや、実際の取引の際に利用するトレードツールは、各社で大きく異なるところだ。特にトレードツールは、株価を左右しそうなニュース速報を表示できるか、「逆指値」などユーザーのニーズに合った注文方法が利用できるかといった要素で使い勝手が変わってくる。また、初心者を取り込むために、サポートをウリにする企業も出てきている。イー・トレードは、「オンライン証券で最大規模の人数」とうたうコールセンターを設置している。例えば、取引システムなどに疑問を感じたときに電話すれば、証券外務員の資格を持ったオペレーターが応対してくれるといった具合だ。マネックス証券は東京・銀座に「マネックスラウンジ@銀座」を用意し、投資関連の書籍を集めて開放したり、無料セミナーを開いたりしている。